くだらないじかん

君の涙を誘うくらいの
気の利いた描写もできないくらい僕らの
この時間は始まったばかり
飾る言葉は出てこないよ今は

鮮やかな景色浮かぶくらいの
気の利いた描写もできないくらい僕らは
分け合う記憶が少なすぎて
切なくなるのは僕だけじゃないよね?僕だけじゃないよね?

くだらない時間をふたりして
どこまでも重ねていきたいよ
ダメになるくらいに一緒にいたいよ
言葉なんか尽きてしまえばいい

見せたいモノや聞かせたい音が
溢れるくらいにあるにも関わらず僕は
ただゆっくりとゆっくりと
それだけを一つ覚えのように言う

君の景色と僕の景色
 違うモノばかり目に映しているけれど
思うことはきっと同じ
教えてくれたのは君の唇そう、君の唇

くだらない時間をふたりして
どこまでも重ねていきたいよ
ダメになるくらいに一緒にいたいよ
言葉なんか尽きてしまえばいい


 
やさしいメロディ

やさしいメロディが好き あの子と二人ぼんやりできるような
やさしいメロディが好き 臭いブルースの口直しになるような
なのに僕のステレオに入ってるのはいつも臭いブルース

僕にメロディをちょうだい あの子と二人ぼんやりしたいんだ

やさしいメロディが好き あなたの耳元で囁いてるような
やさしいメロディが好き なんちゅうかこう眠たくなっちゃうような
なのに僕の歌うメロディは大抵 怒鳴ってるみたいさ

僕にメロディをちょうだい あなたに子守歌 うたってあげたいな

なのに僕の歌うメロディは大抵 怒鳴ってるみたいさ

僕にメロディをちょうだい あなたに子守歌 うたってあげたいな
僕にメロディをちょうだい あなたに子守歌 うたってあげたいな


 
しあわせとは

何を話すわけでもなく気がつけば朝に変わっていた
コーヒーカップの底、飲み残しが乾いてる
何を始めるのでもなく何本目かのタバコをくわえた
寝顔を起こしたいようなこのまま見ていたいような

伝えたいことたくさんありすぎて僕はただ
無口になっていた
妙な理屈よりたった一度好きだと言えば
なにもかもがよく見える

言い争うのはどうでもいいことばかりで時ばかり過ぎた
黙り込む時はいつもふたり同じことを思う
君はいつも僕の顔を見る だからというわけではないけど
僕は君をいつも見たい ずっと見続けていたい

伝えたいことたくさんありすぎて僕はただ
無口になっていた
妙な理屈よりたった一度好きだと言えば
なにもかもがよく見える


 
いきなり崩れるような君の笑顔

寝苦しい夜に飛び起きて
テレビの中では人殺し
そんなときだって思い出すのは
いきなり崩れるような君の笑顔

身から出た錆が追いつめる
かさぶた剥がれて血が出てる
そんなときだって思い出すのは
いきなり崩れるような君の笑顔

君のこと全部 わかりっこない わかる気もない
ただ僕に笑いかけるその顔にどんな神様も必要ない

君の前でならば 素っ裸で愛を叫べそう
いま僕に笑いかける君が悪魔でも僕はかまわない

寝苦しい夜に飛び起きて
テレビの中では人殺し
そんなときだって思い出すのは
いきなり崩れるような君の笑顔

みんなが笑うふやけた僕の笑顔


 
涙をとめたい

絞り出した言葉 ものすごくマヌケ
僕はただ 今 君の 涙を止めたい
伝えたいことは 半分も言えない
僕はただ 今 君の 涙を止めたい

涙を止めたい 涙を止めたい
悲しすぎるその 涙を止めたい

何も言えないから 黙ってただ聞いた
何を今 言ったとこで 涙は止まらない
何も言ってくれないの? 君はそう聞いた
何を今 言ったとこで 涙は止まらない

涙は止まらない 涙は止まらない
悲しすぎるその 涙は止まらない

それだから僕は 歌うよ 涙が止まるような歌を

絞り出したメロディ やっぱりちょっと寂しい
僕はただ 今 君の 涙を止めたい

涙を止めたい 涙を止めたい
悲しすぎるその 涙を止めたい
涙を止めたい 涙を止めたい
悲しすぎるその 涙を止めたい


 
ハッピーバースデイ

たまにでいいから思い出してみよう
僕等はひとりぼっちだと
昨日の腕枕は今日ないのは
はじめからそういうこと

純粋なんて言葉 言わないで
君がなくしたものはどこにもない

ハッピーバースデイ ハッピーバースデイ
今日は君の誕生日
ハッピーバースデイ ハッピーバースデイ
祝おうよ 素敵な時間を

生まれるたびに思い出している
とても素晴らしいこと
君と別れたりまた出会ったり
奇跡でもなんでもないこと

永遠なんて言葉 言わないよ
これ以上ウソをつきたくはない

ハッピーバースデイ ハッピーバースデイ
今日は君の誕生日
ハッピーバースデイ ハッピーバースデイ
祝おうよ 素敵な時間を

今日で君と僕は生まれ変わる
どこまでも自由に飛んでいける


 
だいすき

君と手をつないで歩いていきたくて
2時間かけてそれを説明する僕
黙ったまま膝を見つめ続ける君
僕はつむじに向かって話しかけてる
飾りのない笑顔をまた見せて欲しくて
千の言葉でそれを説明する僕
やぶからぼうに君はナイフを抜いて
僕の胸に深々と突き立てたんだ

「だいすき」って言葉
それが僕の息の根を止めた
わかったんだ
君の隣にいるのは僕以外の誰か

別れが怖いから誰とも出会いたくない
2時間かけてそれを説明する僕
黙ったまま僕を見つめ続ける君
僕は壁ばかり見つめて話し続ける
君は僕のことなんにもわかっちゃいない
千の言葉でそれを説明する僕
やぶからぼうに君はナイフを抜いて
僕の胸に深々と突き立てたんだ

「だいすき」って言葉
それは全部壊して届いた
わかったんだ
君の隣にいるのは誰でもないこの僕

やぶからぼうに君はナイフを抜いて
僕の胸に深々と突き立てたんだ

「だいすき」って言葉
それはすべての時間を止めた
わかったんだ
それはとても残酷な言葉
「だいすき」って言葉
それはすべての流れを止めた
わかったんだ
君のひとことに敵う正論なんてないんだ


 
Silent Boogie

僕は早口が苦手だよ
だからこんなふうにゆっくりと
歌うんだ 歌うんだ
そうなんだよ

ホントは怒鳴るのも嫌いだよ
だからこんなふうに震えながら
歌うんだ 歌うんだ
きこえるだろう

アイラブユー
耳を澄まさずとも
アイラブユー
当たり前なラブソングが

僕は口笛も吹けないよ
何度試しても情けない
息の抜ける音 抜ける音
そうなんだよ

大事な言葉を思いついて
言おうとするけど情けない
息の抜ける音 抜ける音
きこえるだろう


 
借り物競走

借り物競走で一等賞とっちゃった
借り物競走で一等賞とっちゃったのさ
だけどちっともうれしくなんかないぜ

自分の持ち物で勝負しよう
自分の持ち物で勝負しよう
だけどそいつはちと難しいぜ

オレの鞄 オレの靴 オレの靴下 オレの帽子
オレの名前は書いてあるけど全部どこかで拾った

どなたかオレの荷物知らないか
どなたかオレの荷物知らないか
見つけた方はご一報ください

オレの目玉 オレの耳 オレの鼻くそ オレの汗
オレのにおいはついているけどきっとどこかでもらった

借り物競走で一等賞とっちゃった
借り物競走で一等賞とっちゃったのさ
だけどちっともうれしくなんかないぜ
そうさちっともうれしくなんかないぜ
だけどちっともうれしくなんかないぜ


 
Fall

壊れてしまいそうな君の髪を僕は撫でる
涙の止め方とか知っていたはずなのに
潤んだその目が僕を見ている間に
思い出していれば何か変わったのかな

うつむいたままの君、僕はただ立っている
強い抱きしめ方とか知っていたはずなのに
黙り込む時間が甘く切ない間に
僕は言葉をキレイに失った

そばにいて どこへも行かないで
冷え切った手でもいい 僕にさわって

夜が来るのを待っている それとも来ないでと願う
怖いことはすっかり慣れっこなはずなのに
君が笑ってる顔が消えない間に
果てしなく甘えていたらどうなった

そばにいて どこへも行かないで
冷え切った手でもいい 僕にさわって

潤んだその目が僕を見てる間に
思い出していれば何か変わったのかな
黙り込む時間が甘く切ない間に
僕は言葉をキレイに失った

そばにいて どこへも行かないで
冷え切った手でもいい 僕にさわって


 
ずっとふたりで

ずっとふたりで暮らすからには相当な覚悟がいる
馬車馬のように働いても買えないモノに気づくだろう

明日どうなるかわかんないけど今は力の限り言うよ

しあわせにするよ
いろんなことが形を変えるけど
しあわせにするから
ふたりで 赦し合っていこう
赦してくれるだろう?

君が涙を流すときは僕が死んだとき
なんちゃって
一生に一度は言わせろよ今はぴったりだよな?

明日の保証すらないけれど今は力の限り言うよ

しあわせにするよ
いろんなことが形を変えるけど
しあわせにするから
ふたりで 赦し合っていこう
赦してくれるだろう?

いつも ココロに 小さな 笑みを

しあわせにするよ
いろんなことが形を変えるけど
しあわせにするから
ふたりで 赦し合っていこう
赦してくれるだろう?


 
朧月夜

なのはな ばたけに いりひうすれ
みわたす やまのは かすみふかし
はるかぜ そよふく そらをみれば
ゆうづき かかりて においあわし

さとわの ほかげも もりのいろも
たなかの こみちを たどるひとも
かわずの なくねも かねのおとも
さながら かすめる おぼろづきよ