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一番欲しいもの
どんな神様がいて 誰を助けたとしても
僕は無神論者です 頼る気にはなれないです
だけど今ひとつだけ 頼るものがあるとすれば
僕をいつも見つめる 彼女の目とその奥底
僕はなにも求めない 欲しいものは全部ここに
あるという充足のなか 埋もれていたい
父なる神様がいて 懺悔を求められても
僕はなにも話さない 許しを請うたりしない
だけど今僕のこと なにもかも話すとすれば
僕を抱きしめてくれる 彼女の胸と腕の中
僕はなにも求めない 欲しいものは全部ここに
あるという充足のなか 埋もれていたい
有り難い教えだから 本を読めと言われても
僕はとても眠いんです 活字は今追えないんです
部屋の灯りを落として 柔らかいまどろみの中
彼女の寝息聞きながら ゆっくりと今落ちてゆく
僕はなにも求めない 欲しいものは全部ここに
あるという充足のなか 埋もれていたい
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