ふたりの屋根

雨がどんなに降りつけようが 風がどんなに吹きつけようが
太陽がどんなに照りつけようが ふたりの屋根に問題はない
政治がどんなに腐ろうが 凶悪事件にテレビが騒ごうが
並木が見るたび 枯れていこうが ふたりの屋根に問題はない

問題は ないよね?

インフレがどんなに進もうが 失業率が上がろうが
どこかで誰かが泣き叫ぼうが ふたりの屋根に問題はない

問題は ないよね?

雨漏りだ 寄り添おう 大丈夫さ キスをしよう!

雨がどんなに降りつけようが 風がどんなに吹きつけようが
太陽がどんなに照りつけようが ふたりの屋根に問題はない
どこかの偉そうな人の天国や どこかの偉そうな人の地獄が
どんなに激しく叩きつけても ふたりの屋根に問題はない

問題は ないよね?


 
からっぽの僕、犬とお散歩

からっぽの僕、犬とお散歩 からっぽの僕、犬とお散歩
ヤツはしっぽフリフリ 電柱嗅ぎ嗅ぎ
僕は見るともなしにヤツを眺めてた

からっぽの僕、犬とお散歩 からっぽの僕、犬とお散歩
雑巾みたいな僕の小さな子分
僕はヤツの頼れるボスなのさ

臨時ニュースの殺人事件 どうでもいいこたぁないけどよ
みそ汁の匂い漂う道を ひとりと一匹 楽しいな

からっぽの僕、犬とお散歩 からっぽの僕、犬とお散歩
急に走ると あの角のマスチフが
ワンコラ騒いで近所迷惑さ

環境会議の馴れ合い具合 どうでもいいこたぁないけどよ
みそ汁の匂い漂う道を ひとりと一匹 楽しいな

腹の立つことばっかりで
みんな死んじゃえなんてテレビに叫んだ後
みそ汁の匂い漂う道を ひとりと一匹 楽しいな

からっぽの僕、犬とお散歩 からっぽの僕、犬とお散歩


 
ナ・ナ・ナ

こけおどしの希望 その場しのぎの夢
ハリボテの楽園が また俺を誘う
見かけ倒しの愛 猿回しの恋
慣れ合いの情熱が また俺を誘う

ナ・ナ・ナ……

吹けば飛ぶような勇気が そんなに欲しいのか
人ひとり満足に 愛せやしないのに
明日のことなど わかりゃしないのに
その決意はどこへ どこへ消えてゆく

ナ・ナ・ナ……

俺をハリボテの楽園より 
深い深い地獄へ落として下さい
おまえの天国がそこにあるのなら 
おれは灰皿の中の地獄へ堕ちてやるのさ

こけおどしの希望 その場しのぎの夢
ハリボテの楽園が また俺を誘う
わかっているさ 大事なことの嘘を
見抜けないんじゃない 見抜くのが怖いだけ

ナ・ナ・ナ……


 
ストイック

ロックはガキの遊びでいいじゃないですか
エレキギターはオモチャで構いませんよ
しかめっ面して何か追っかけるだけが
人生じゃないなんて素敵じゃないですか

僕らはただ歌う

別に傍観者でもいいじゃないですか
「冷たい人ね」と簡単に言いますけど
人のやり方に文句をつけることが
優しさだなんて笑かしてくれますね

僕らはただ叫ぶ 何のためでもなく

波がうち寄せる
  雲が流れてく
 風が渡っていく
  うーん なんてストイック

僕が僕じゃなくてもいいじゃないですか
君が君でなくっても構いませんよ
確かめ合わなきゃ生きてゆけないのなら
殺し合いは暫く終わりませんよ

僕らはただ生きる 何のためでもなく
僕らはただ生きる 何のためでもなく

僕のためじゃない 君のためじゃない
愛のためじゃない 希望のためじゃない
夢のためじゃない 御国のためじゃない
家族のためじゃない 何のためじゃない

何のためじゃない


 
SUNNY SUNDAY

久しぶりに晴れた 朝から日曜日
あの娘とふたりで 出かけたイベント
誇大広告の お寒い内容に
ふたりぶりぶり文句言いながら歩く遊歩道

そのうち僕らは思いきり笑った
顔が破れる程 久しぶり笑った

ホントよく晴れた ピーカン日曜日
芝生に体を ふたり投げ出して
ホラ面白いよ 仰向けに見てると
真っ青な海の中 ふたり漂うみたいさ

そのうち僕らは思いきり笑った
腹がよじれる程 久しぶり笑った

僕らは いつから 笑ってなかったんだろうな
僕らは いつから こんなになったんだろうな

僕らは いつから 笑ってなかったんだろうな
僕らは いつから こんなになったんだろうな

仮面をつけて 心を着替えて
雨の月曜日 電車に乗って
タバコを消して またタバコに火をつけて
虚ろな目をして 日曜日を待ってる

僕らは いつから 笑ってなかったんだろうな
僕らは いつから こんなになったんだろうな

僕らは いつから 笑ってなかったんだろうな
僕らは いつから こんなになったんだろうな